IG証券のCFDで発生するコスト・手数料を詳しく解説!

IG証券CFD口座のコスト

CFDでおなじみの業者といえば、豊富な銘柄数によりトレンディーな銘柄を売買できるIG証券を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

IG証券のCFD口座のうち、個別株口座以外は取引手数料が無料で取引が可能です。
つまり、取引手数料が発生するのは「株式CFD」となっており、上場投資商品CFD(ETF、REITなど)も、株式CFDと同額の取引手数料が設定されています。

このほかに、CFD取引自体にも、銘柄の保有にあたってコストが発生します。
しかし手数料体系がちょっと分かりにくいという方も多いので、詳しくご紹介します。

目次

ファンディングコストとは

IG証券では、日をまたいで発生する受け払いのコストをファンディングコストとして総称しています。

ざっくり分類すると以下のとおりです。

  • FX、スポット貴金属CFDのスワップポイント → ファンディングコスト
  • 商品CFD、ボラティリティ指数関連銘柄のオーバーナイト金利 → ファンディングコスト
  • 株価指数CFDのオーバーナイト金利 → ファンディングコスト
  • 個別株CFDのオーバーナイト金利 → ファンディングコスト

FXだと「スワップポイント」に馴染みある方も多いと思いますが、これも「ファンディングコストの一種」となっていますね。

このうち、「オーバーナイト金利」とはポジションを翌日に持ち越したときに発生するコストのことで、「資金調達コスト」とも呼ばれています。

先物以外はオーバーナイト金利が発生する

IG証券にはさまざまな銘柄があり、しかも銘柄ごとに「期限あり」「期限なし」があって最初は混乱するかもしれません。

ですがオーバーナイト金利を気にするケースは、「期限なし」の株式CFD、株価指数CFD、商品CFDで、1日以上の取引をする場合です。

基本的にCFDでは、任意の期間で自由にポジションを保有することができます。
しかし『約束した価格で、将来の約束日に売買をする先物』に関しては、「期限あり」として有効期限が決まっています。

日本225などの「株価指数」と金などの「商品」に先物銘柄があり、先物がない株式CFDには期限がありません。
※名称が示すように、「債券先物」は先物のみとなります。

つまり、(先物が付かない)保有期限がない銘柄でポジションを持ち越すと、オーバーナイト金利の支払いが発生します。

資産クラスタイプ銘柄例オーバーナイト金利
※ポジション持ち越し時に発生
株式CFD期限なしApple受け払いが発生
株価指数CFD期限なし日本225株価指数受け払いが発生
期限あり
(先物)
日本225株価指数先物なし
商品CFD期限なしスポット金受け払いが発生
期限あり
(先物)
NY金先物なし
債券先物CFD期限あり
(先物)
米国10年国債先物なし
オーバーナイト金利のポイント

オーバーナイト金利とは、FXでいう「売りスワップポイント」のようなイメージです。

株価指数と商品で銘柄を選ぶポイント

取引画面でで銘柄を選ぶにあたり、株価指数・商品には「有効期限あり」「有効期限なし」を選ぶことができますが、これは「スプレッド」がポイントです。

先物を参照した銘柄(期限あり)の場合、ポジションを持ち越したときのオーバーナイト金利がスプレッドに含まれているため、スプレッドが広めとなっています。

資産クラスファンディングコスト
(オーバーナイト金利)
有効期限スプレッド
株価指数CFD
商品CFD
受け払いが発生なし狭い
株価指数先物CFD
商品先物CFD
なしあり広め

なぜなら先物価格には先物価格には金利・配当調整・需給が反映されているため、未来までの金利コストがすでに価格に入っているからです。

つまりいずれかを選ぶときは、どのくらいの保有期間になるかを考えて選ぶのがコツです。

銘柄選びのポイント

数週間〜数ヶ月にかけてポジショントレードをするなら、スプレッドは広めであるものの、オーバーナイト金利が発生しない「有効期限あり(先物)」がおすすめです。
先物取引を参照した銘柄のため有効期限が設定されていますが、毎日金利の支払いがありませんので、有利な条件で保有できます。

例えば、金スポット(期限なし)は1日の保有コストが0.02%なので、30日で約0.6%、年間で7.3%が保有コストとなります。

短期トレードなら、オーバーナイト金利が発生するものの、スプレッドが狭く設定されている「有効期限なし」を選びましょう。
もちろん、デイトレードならオーバーナイト金利は発生しませんので、低スプレッドで積極的な利益を狙っていくことができます。

株式CFDと株価指数CFDで日をまたぐと?

人気銘柄が多い、株式CFDと株価指数CFDを例に説明します。
(どちらも先物が付かない「期限なし」銘柄のことです。)

一般的には、売りポジションの持ち越しでオーバーナイト金利の受け取り、買いポジションの持ち越しで支払いとなります。

買いポジション
の持ち越し
売りポジション
の持ち越し
FXの主な
対円通貨ペア
スワップポイント
の受け取り
スワップポイント
の支払い
株式CFD
株価指数CFD
オーバーナイト金利
の支払い
オーバーナイト金利
の受け取り

ご存知の方もいると思いますが、FXとは逆になるイメージですね。

IG証券の保有コスト【まとめ】

以下は、IG証券で「日をまたいだときに発生する保有コスト」の受け取り・支払いをまとめたものです。

買いポジション
の持ち越し
売りポジション
の持ち越し
株式CFD
株価指数CFD
【毎日】
ファンディングコスト
(=オーバーナイト金利)の受け払い
【毎日】
ファンディングコスト
(=オーバーナイト金利)の受け払い
貸株コスト(オーバーナイト・ファンディング
=資金調達コスト)の支払い ※株式CFDのみ
【月1回】
配当金調整額の受け取り
【月1回】
配当金調整額の支払い
商品CFD(期限なし)
スポット金など
【毎日】
ファンディングコスト
(=スワップポイント)の受け払い
【毎日】
ファンディングコスト
(=スワップポイント)の受け払い
[期限なし]
商品CFD
VIX指数関連銘柄
【毎日】
ファンディングコスト
(=オーバーナイト金利)の受け払い
【毎日】
ファンディングコスト
(=オーバーナイト金利)の受け払い

上記ではファンディングコスト(オーバーナイト金利)を受け払い(受け取り・支払い)と記載していますが、これは銘柄ごとに異なります。
なぜなら、オーバーナイト金利は該当国の基準金利をもとに計算されているからです。

株価指数CFDのファンディングコスト計算式

総取引金額(株価指数CFD価格(中値)×ロット数 × 1pip相当額) × 株価指数該当国の基準金利 ± 3.0% ÷ ※360日
※英国FTSE100、シンガポールおよび南アフリカ銘柄は365日、その他の銘柄は360日を除数として計算。

株式CFDのファンディングコスト計算式

総取引金額(当日終値 × ロット数)×銘柄該当国の基準金利 ± 3.0% ÷ ※360日

※英国、シンガポールおよび南アフリカ銘柄は365日、その他の銘柄は360日を除数として計算。

かんたんに説明すると、FXのスワップポイントのように、国の政策金利で受け払いが変わってくるイメージです。

株価指数CFDで「買いポジション」を保有すればファンディングコストは支払いとなります。
該当国の政策金利が高金利(3.0%以上)のときに「売りポジション」を保有すれば、原則としてファンディングコストを受け取れます。政策金利が低金利(3.0%未満)なら、売りポジションのファンディングコストは支払いとなります。

ここまでのお話でネガティブな印象を受けるかもしれませんが、CFDではポジションを持ち越すとファンディングコストの受け払いが発生する、と理解しておけばオッケーです。

なお、株式で構成される「株価指数」を買いで持ち越すと、現物の配当に相当する「配当相当額」の受け取りが可能です。
おおよそ、権利確定日(その月の最終営業日)となる2営業日前の日にポジションを持ち越すことで、配当を受け取れるイメージです。

個別株以外は取引手数料が無料

それでは、取引手数料についても見ていきましょう。

資産クラス取引手数料スプレッド
株価指数CFD無料発生
株式CFD
ETF CFD
日本株:110円
米国株:16.50ドル
なし
商品CFD無料発生
債券先物CFD無料発生

株式CFDではリアルタイムの市場価格で取引されているので、スプレッドは発生していません。つまりAppleやトヨタ自動車などの銘柄を売買をするとき、売り値と買い値は同額となっています。
そのかわりとして、取引時に少額の取引手数料が発生する仕組みです。

IG証券で取引手数料がかかるのは、株式CFD口座の個別株(国内・海外)とETFで、それぞれ各国の証券取引所ごとに取引手数料が設定されています。

主要な取引所を例に見てみましょう。

株式取引所片道手数料
日本株(Chi-X)
日本株(ジャパンネクストPTS)
0.055%(110円)
米国株(NYSE)
米国株(NASDAQ)
2.20セント/1株(16.5ドル)
英国株(FTSE 350)0.110%(11ポンド)
英国株(非FTSE 350)0.385%(11ポンド)

特徴としては、IG証券の米国株では、取引量ごとに取引手数料が発生していません。
「取引量に関わらず、1回の取引ごとに取引手数料が発生する仕組み」なので、取引量が多い人ほど売買コストを抑えやすい設計となっています。

トータルで発生する取引手数料の例

デイトレードで1回取引した場合(期限なし)

当日中に売買を完結させるデイトレードでは、ファンディングコストが発生しません。

そのため株式CFDなら往復分の取引手数料、それ以外のCFD銘柄はスプレッドが取引コストとなります。

資産クラス取引コスト
株式CFD片道取引手数料×2
株価指数CFDスプレッド
商品CFDスプレッド
債券先物CFDスプレッド

取引ツール上で「先物」や「期限あり」が名称に入る銘柄は、中長期向けの設計のため、上記ではデイトレード向きではない資産クラスを除外しています。

数日ポジションを保有して決済する場合

新規でポジションを保有後、1日以上保有して決済した場合の総コストは以下となります。

資産クラス買いポジション
の持ち越し
売りポジション
の持ち越し
株式CFD
(期限なし)
片道の取引手数料×2
ファンディングコスト:支払い
配当金調整額:受け取り(月1回)
片道の取引手数料×2
ファンディングコスト:支払い
貸株コスト:支払い
株価指数CFD
(期限なし)
スプレッド(先物より安い)
ファンディングコスト:支払い
配当金調整額:受け取り(月1回)
スプレッド(先物より安い)
ファンディングコスト:支払い
株価指数先物CFD
(期限あり)
スプレッド
ファンディングコスト:なし
スプレッド
ファンディングコスト:なし
商品CFD
(期限なし)
スプレッド
ファンディングコスト:受け取りor支払い
スプレッド
ファンディングコスト:受け取りor支払い
商品先物CFD
(期限あり)
スプレッド
ファンディングコスト:なし
スプレッド
ファンディングコスト:なし
債券先物CFD
(期限なし)
スプレッド
ファンディングコスト:受け取りor支払い
スプレッド
ファンディングコスト:受け取りor支払い
債券先物CFD
(期限あり)
スプレッド
ファンディングコスト:なし
スプレッド
ファンディングコスト:なし

手数料を考慮したおすすめの取引スタイル

ボラティリティの高さに注目して、レバレッジの仕組みを活用して取引できることがCFDの魅力です。
ですから長期保有というよりも、短期で積極的な値動きを狙った取引に向いているため、長期保有でコストを気にするのはナンセンスかもしれません。

そのためIG証券のCFDでは、保有コストを考慮しなくていいデイトレで狙っていくのがおすすめです。
銘柄の多さにより旬の銘柄をデイトレしやすいことは、常日頃からアンテナを貼っている方にとって非常に魅力的な環境といえます。

もし株式CFD、株価指数CFDで配当金を狙う場合でも、月末に休日がない31日を例にすれば、29日に買いで持ち越せば最短1日で受け取ることも可能です。

数週間以上の中長期で保有するなら、スプレッドはワイドになるものの、ファンディングコストがかからない「先物」を選ぶ選択ができます。

短期売買向きですが、想定する取引期間に合わせて自由に銘柄を選べることが、IG証券ならではの特徴といえます。

IG証券CFD口座のスペックや特徴は、こちらの記事も合わせてどうぞ。

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取引単位が小さく設定されているため、IG証券では少額から取引を始められることもポイントです。

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IG証券CFD口座のコスト

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