CFDでは取引手数料無料の業者が過半数を占めますが、取引量の増加とともに実際の取引コストとして発生するのが「スプレッド」です。
CFDでは業者ごとに銘柄数が大きく異なりますが、銘柄数の魅力以上に、スプレッドはコスト面で大きなウエイトを占めるだけに、業者選びで欠かせない要素なのです。
こちらのページでは、以下の14業者を掲載しています。
- GMOクリック証券
- DMM CFD
- IG証券
- 楽天証券
- SBIネオトレード証券
- GMO外貨(外貨ex CFD)
- 岡三オンライン(くりっく株365)
- ひまわり証券(くりっく株365)
- マネースクエアCFD(くりっく株365)
- FXTF 商品CFD
- マネーパートナーズ「まいにち金・銀」
- サクソバンク証券 CFD
- OANDA証券
- ヒロセ通商「LION CFD」
これらの業者が取り扱っているCFDで主要な9銘柄を中心に、各社のスプレッドを比較していきます。
株価指数CFDの6銘柄のスプレッドを比較!
FXと異なり、CFD取り扱い業者の多くは変動スプレッドを採用していますので、スプレッドの目安はどのくらいかを知っておくと、業者選びにも便利です。
株価指数CFDでは、以下6銘柄のスプレッドを比較しています。
CFD業者名 | 日経225![]() | NYダウ![]() | ナスダック![]() | S&P500![]() | DAX40![]() | FTSE100![]() |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() | 1〜 5円 | 2〜 4pips | 0.5〜 1.1pips | 0.3〜 0.6pips | 1.5〜 1.8pips | 1pips |
![]() | 7円 | 5pips | 2pips | 0.5pips | 6.8pips | 3pips |
![]() | 7円 | 3.6pips | 2pips | 0.6pips | 1.4pips | 1pips |
![]() | 5.7円 | 4.4pips | 1.2pips | 0.7pips | 1.6pips | 1.6pips |
![]() | 6円 | 5.6pips | 1.9pips | 1pips | - | - |
![]() | 1〜 5円 | 2〜 4pips | 0.5〜 1.1pips | 0.3〜 0.6pips | 1.5〜 1.8pips | 1pips |
![]() | 2〜 8円 | 4〜 7pips | 5〜 6pips | - | 7〜 10pips | 6〜 9pips |
![]() | 2〜 8円 | 4〜 7pips | 5〜 6pips | - | 7〜 10pips | 6〜 9pips |
![]() | 2〜 8円 | 4〜 7pips | 5〜 6pips | - | 7〜 10pips | 6〜 9pips |
![]() | 5円 | 3pips | 2pips | 0.5〜 0.6pips | 2.5pips | 3.7pips |
![]() | 5〜 10円 | 2.5〜 3.5pips | 1.25〜 1.5pips | 0.5pips | 2〜 3pips | - |
![]() | 5〜 6円 | 2pips | 1.7pips | 0.4pips | 1pips | 1.8pips |
上記業者のうち、株価指数CFDで原則固定スプレッド(例外あり)を採用するのは、DMM CFDのみです。
DMM CFD以外の業者は変動スプレッドですので、上記のスプレッドはおおよその参考値となります。
IG証券では時間帯ごとに異なる標準スプレッドで配信されています。
スプレッドはボラによって拡大もしますが、基本的に各市場のコアタイムは狭い水準で提供されています。
例えば、GMOクリック証券の日経225の場合、通常時は2円、ボラが大きくなると6円程度まで広がる傾向でした。
こうしてみると、くりっく株365(取引所CFD)よりも、他社との競争力がある店頭CFD(GMOクリック証券、DMM CFD、IG証券、楽天証券CFD、ヒロセ通商など)のほうが、スプレッドが有利な結果となりました。
くりっく株365は取引所を介してスプレッドが提示されるため、くりっく株365取り扱い業者は全社(岡三オンライン、ひまわり証券)共通のスプレッドとなります。
商品CFDの3銘柄のスプレッドを比較!
商品CFDでは、定番の3銘柄を比較しています。
- 原油(WTI原油先物)
- 金(金スポット)
- 銀(銀スポット)
CFD業者名 | WTI原油![]() | 金![]() | 銀![]() |
---|---|---|---|
![]() | 3pips | 0.4pips | 0.015pips |
![]() | 3.9pips | 1.2pips | 0.054pips |
![]() | 2.8pips | 0.3〜 0.5pips | 0.02pips |
![]() | 6pips | 0.4pips | 0.025pips |
![]() | 3pips | 0.4pips | 0.015pips |
![]() | - | 0.2pips | 0.02pips |
![]() | 3〜 4pips | 5〜 8pips | 2.8pips |
![]() | 3〜 4pips | 5〜 8pips | 2.8pips |
![]() | 3〜 4pips | 5〜 8pips | - |
![]() | 2.7pips | 0.19pips | 0.015pips |
![]() | 5〜 6pips | 0.22〜 0.24pips | 0.079〜 0.091pips |
![]() | 3pips | 0.30〜 0.35pips | 0.015〜 0.023pips |
※くりっく株365はETF銘柄のため、銘柄価格・スプレッドともに店頭CFDと異なります。
※サクソバンク証券の金・銀は円建てのため、他社よりもスプレッドの表記も大きくなっていますが、スプレッドの水準自体は他社と大きな差はありません。
WTI原油は価格の小数点2桁を1pipsとして記載。(例. 売り81.30-買い81.33の場合は3pips)
商品CFDでは、DMM CFDとマネーパートナーズ「まいにち金・銀」が原則固定スプレッド(例外あり)を採用しており、それ以外の業者は変動スプレッドとなります。
IG証券の商品CFDは、株価指数CFDと同じく、時間帯ごとに標準スプレッドが設定されています。
IG証券のスプレッドについて
前述のとおり、IG証券では時間帯ごとに異なるスプレッドを配信していますので、こちらでまとめておきます。
各銘柄ともに赤枠がコアタイムで、記載値は各時間帯の最低スプレッドとなります。
IG証券の原油、金、銀に関しては、終日にかけて標準スプレッドで提供されています。
そしてIG証券の場合、株価指数や商品など、個別株以外の銘柄は取引手数料が無料です。
アメリカと欧州圏の主要な株価指数をコアタイムに売買するなら、有利なコストで売買できることが分かりますね。
CFD業者のスプレッド徹底比較!【まとめ】
これからCFDに挑戦したい方は、王道の銘柄を取り扱っており、スプレッドが狭く取引手数料が無料のGMOクリック証券のCFDかDMM CFDがおすすめです。
NYダウなら、狭いスプレッドを提供しているIG証券CFDもいいですね。
商品CFDの取引なら、競争力のあるスプレッドを提供するGMOクリック証券のCFD、楽天証券CFDなどの店頭CFDをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
デイトレなど、短期間で多くの売買を重ねる手法ほど、スプレッドは狭いに越したことはありません。
できるだけ取引コストを抑えたい、そんな方は低スプレッドのCFD業者を選ぶとお得です。
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そのため実質のコストは、スプレッドしかかかりません。
スプレッドは業界を引率するほどの狭さなので、売買コストをとにかく抑えたい方におすすめです。
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DMM CFDは取引手数料が完全無料なので、見えにくいコストを気にして取引する必要がありません。
さらにスプレッドは業界最狭水準の狭さなので、とにかくコストを抑えてデイトレードしたい方におすすめです。
FXで使いやすいと人気の取引ツールと同等のシステムが採用されているため、初心者でも操作しやすい取引画面はユーザーのお墨付きです。
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