CFDでは取引手数料無料の業者が過半数を占めますが、取引量の増加とともに実際の取引コストとして発生するのが「スプレッド」です。
CFDでは業者ごとに銘柄数が大きく異なりますが、銘柄数の魅力以上に、スプレッドはコスト面で大きなウエイトを占めるだけに、業者選びで欠かせない要素なのです。
こちらのページでは、以下の11業者を掲載しています。
- GMOクリック証券
- DMM CFD
- IG証券CFD
- LINE CFD
- 楽天証券CFD
- 岡三オンライン
- ひまわり証券
- マネーパートナーズ
- OANDA Japan
- ヒロセ通商
- マネックス証券
これらの業者が取り扱っているCFDで主要な9銘柄を中心に、各社のスプレッドを比較していきます。
株価指数CFDの6銘柄のスプレッドを比較!
FXと異なり、CFD取扱業者の多くは変動スプレッドを採用していますので、スプレッドの目安はどのくらいかを知っておくと、業者選びにも便利です。
株価指数CFDでは、主要な以下6銘柄のスプレッドを比較しています。
CFD業者名 | 日経225![]() | NYダウ![]() | ナスダック![]() | S&P500![]() | DAX40![]() | FTSE100![]() |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() | 1〜 5円 | 3〜 6pips | 0.5〜 1.3pips | 0.3〜 0.6pips | 1.2〜 2.3pips | 1.0〜 1.5pips |
![]() | 7円 | 3pips | 2pips | 0.5pips | - | - |
![]() | 7円 | 2.4pips | 1pips | 0.4pips | 1.2pips | 1pips |
![]() | 5〜 10円 | 4〜 5pips | 1〜 3pips | 0.4〜 0.7pips | 1.4pips | 1.3pips |
![]() | 6.6円 | 4pips | 2.06pips | 0.5pips | 6.9pips | 1.5〜 2pips |
![]() | 7〜 10円 | 9〜 10pips | 5〜 6pips | - | 31〜 33pips | 30〜 31pips |
![]() | 7〜 10円 | 9〜 10pips | 5〜 6pips | - | 31〜 33pips | 31〜 33pips |
![]() | 6.7円 | 3.5pips | 1.8pips | 0.8pips | 2.5pips | 2.2pips |
![]() | 5円 | 3pips | 3pips | 0.4pips | 4.7pips | 5.7pips |
OANDA Japanは通常時のスプレッドを記載。
※インヴァスト証券のトライオートETFは原資産がETFとなるため除外しています。
上記6社のうち、原則固定スプレッドを採用するのはDMM CFDのみです。
GMOクリック証券、楽天証券CFD、ヒロセ通商、くりっく株365業者(岡三オンライン、ひまわり証券)は変動スプレッドですので、おおよそのスプレッドとなります。
IG証券では時間帯ごとに異なるスプレッドを配信しており、ボラによって拡大もしますが、基本的に各市場のコアタイムは狭い水準で提供されています。
GMOクリック証券の日経225の場合、通常時は2円、ボラが大きくなると6円程度まで広がる傾向でした。
こうしてみると、くりっく株365(取引所CFD)よりも、他社との競争力がある店頭CFD(GMOクリック証券、DMM CFD、楽天証券CFD、ヒロセ通商)の方が、スプレッド面で有利な結果となりました。
くりっく株365は取引所を介してスプレッドが提示されるため、くりっく株365取り扱い業者は全社(岡三オンライン、ひまわり証券)共通のスプレッドとなります。
商品CFDの3銘柄のスプレッドを比較!
商品CFDでは、定番の3銘柄を比較しています。
- 原油(WTI原油先物)
- 金(金スポット)
- 銀(銀スポット)
CFD業者名 | 原油![]() | 金![]() | 銀![]() |
---|---|---|---|
![]() | 0.03pips | 0.4〜 0.6pips | 0.015〜 0.025pips |
![]() | 3.9pips | 1.2pips | 5.4pips |
![]() | 2.8pips | 0.3pips | 2pips |
![]() | 0.03〜 0.08pips | 0.84〜 0.91pips | 0.028〜 0.036pips |
![]() | 0.029pips | 0.01〜 0.24pips | 0.007〜 0.024pips |
![]() | - | 0.9pips | 0.9pips |
※インヴァスト証券のトライオートETFは原資産がETFとなるため除外しています。
くりっく株365提供業者は株価指数しか取り扱っていないため、商品CFDは取り扱っていません。
現在、DMM CFDは原則固定スプレッドで、GMOクリック証券が変動スプレッドとなります。
しかしながら今回調査時のGMOクリック証券では、スプレッドの変動は見られませんでした。
IG証券のスプレッドについて
前述のとおり、IG証券では時間帯ごとに異なるスプレッドを配信していますので、こちらでまとめておきます。
各銘柄ともに赤枠がコアタイムです。
原油、金、銀に関しては、終日にかけて標準スプレッドで提供されています。
IG証券の場合、個別株以外は取引手数料が無料です。アメリカと欧州圏の主要な株価指数をコアタイムに売買するなら、有利なコストで売買できることが分かりますね。
CFD業者のスプレッド徹底比較!【まとめ】
これからCFDに挑戦したい方は、王道の銘柄を取り扱っており、スプレッドが狭く取引手数料が無料のGMOクリック証券のCFDかDMM CFDがおすすめです。
NYダウなら、狭いスプレッドを提供しているIG証券CFDもいいですね。
楽天証券が2021年5月に取り扱いを始める予定の商品CFDは、現状は競争力のあるスプレッドが取引ツールに表示されています。
デイトレなど、短期間で多くの売買を重ねる手法ほど、スプレッドは狭いに越したことはありません。
できるだけ取引コストを抑えたい、そんな方は低スプレッドのCFD業者を選ぶとお得です。
GMOクリック証券のCFDは、全137銘柄において取引手数料が「完全無料」。そのため実質のコストは、スプレッドしかかかりません。
スプレッドは業界を引率するほどの狭さなので、売買コストをとにかく抑えたい方におすすめです。
高機能PCツールに加え、チャート分析ができる「高機能スマホアプリ」が使いやすいことも人気の理由です。
GMOクリック証券は豊富な銘柄数、手数料無料、低スプレッド、高機能ツールと抜群のスペックなので、初心者〜上級者までおすすめの業者です。
こちらから無料でGMOクリック証券CFDの口座開設ができます!
DMM CFDは取引手数料が完全無料なので、見えにくいコストを気にして取引する必要がありません。
さらにスプレッドは業界最狭水準の狭さなので、とにかくコストを抑えてデイトレードしたい方におすすめです。
FXで使いやすいと人気の取引ツールと同等のシステムが採用されているため、初心者でも操作しやすい取引画面はユーザーのお墨付きです。
取り扱っているのは、CFDで基本的な7銘柄(日経225、ナスダック、NYダウ、SPX500、原油、金、銀)なので、銘柄選びに悩むことなく取引を始められます。
こちらから無料でDMM CFDの口座開設ができます!
業界トップクラスを誇る豊富なCFD銘柄数が、IG証券最大の魅力です。
国内外の株式CFDは12,000銘柄〜と圧倒的なボリュームを誇り、株価指数CFD、商品CFD、債券先物CFD、ETF CFDまで幅広い銘柄を取り扱っています。
取引単位が小さく設定されているため、IG証券では少額から取引を始められることもポイントです。
スマートフォンアプリ(iPhone/Android)、タブレットアプリ(iPad/Androidタブレット)にも完全対応し、FX、バイナリーオプション、ノックアウトオプションも取引できます。
IG証券の口座開設キャンペーン情報 |
---|
2022年6月30日(木)までのキャンペーン期間中に新規口座開設し、30日以内の初回取引で5,000円をキャッシュバック |
こちらから無料でIG証券の口座開設ができます!
楽天証券のCFD口座では、株価指数CFDと商品CFDを提供!
大手ネット証券で唯一、取引プラットフォームにMT4(メタトレーダー4)を採用しています。
MT4アプリを使うことで、スマートフォンやタブレットでも快適にトレードできます。
取引単位が小さいため少額から取引でき、低スプレッドなのでデイトレーダーでも収益化しやすい環境が楽天証券の魅力です。
楽天証券CFDの口座開設キャンペーン情報 |
---|
CFD口座を新規開設し、キャンペーン期間内のエントリー+MT4 Webで1回の取引で抽選で1,000ポイントをプレゼント。またアンケート回答でもれなく200ポイントをプレゼント。 |
こちらから無料で楽天証券の口座開設ができます!