IG証券でついに、暗号資産ETF CFD(ビットコインETF CFD、イーサリアムETF CFD)の取り扱いが始まりました。
現在トレーダーの間でも話題になっている「暗号資産ETF CFD」ですが、注目されている理由から、どんなメリット・デメリットがあるのか、銘柄の特徴まで詳しく解説します。
またIG証券の取引ツールで、暗号資産ETF CFDを取引する方法もご紹介します。
なぜ「暗号資産ETF」がこんなに注目されているのか?


最近、「暗号資産ETF(上場投資信託)」という言葉をニュースで耳にする方も多いかもしれません。
日本国内でも、ビットコインなどの暗号資産は各販売所で購入できるほか、FXTFではCFDやノックアウトオプションの形でも取引可能です。
すでに多くの金融商品として取引できるにもかかわらず、なぜ「ETF」にこれほど注目が集まっているのでしょうか。
その背景には、制度面の転換・市場への影響・投資家心理の変化という3つのポイントがあります。
制度の進展で「公認資産化」が進む
ETF(上場投資信託)は、証券取引所に上場されており、株式と同じように売買できる金融商品です。
もしビットコインなどの暗号資産がETFとして上場されれば、それは金融庁が正式に認めた「公認の投資対象」となることを意味します。
これまで暗号資産は、「価格変動が激しい」「不正リスクがある」といった理由から、金融商品としては慎重に扱われてきました。
しかし、ETFとして上場されれば、金融庁や取引所の審査を経て取引されるため、法的にも整備された透明性の高い環境で投資が行えるようになります。
つまり、暗号資産が「投機対象」から「認められた正規の資産クラス」へとステップアップするというわけです。
資金流入で市場構造が変わる
現物ETFが上場すると、これまで暗号資産を直接購入できなかった層も市場に参加しやすくなります。
たとえば一般の個人投資家なら、証券口座から株式のように簡単に取引できるようになりますし、機関投資家やファンドも参入しやすくなります。
これは市場にとって、大きな転換点となるでしょう。
さらに、現物ETFは「先物ETF」と違って価格乖離リスクが少なく、ロールオーバーコストも発生しません。
そのため、長期投資との相性が良く、結果的に価格の安定や上昇を後押しする可能性があります。
実際、アメリカでは2024年にビットコイン現物ETFが承認され、市場に大きな資金が流入しました。ビットコイン価格も急上昇し、「暗号資産市場の歴史的転換点」とまでいわれたほどです。
日本でも同様の流れが期待されており、現物ETF上場への関心が一段と高まっています。
話題性が投資家心理を動かす
暗号資産は、テクノロジーや金融イノベーションの象徴として社会的関心が高く、ニュースでも取り上げられやすい分野です。
特にビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれ、その将来性に注目されています。
もし日本でビットコイン現物ETFが金融庁に承認されれば、「公式に認められた」という安心感から、これまで参入していなかった投資家が一気に動き出す可能性があります。
また、証券会社や金融メディアが積極的に情報発信を行うと、投資家コミュニティ全体に関心が広がり、ポジティブな市場ムードを生み出すきっかけにもなります。
こうした制度的な進展×メディアの注目×投資家心理の変化が重なり、暗号資産ETFはマーケットで一大テーマとして注目されているのです。
「現物ETF」の承認は、暗号資産市場を次のステージへと押し上げる可能性を秘めています。
これが実現すれば、日本の投資環境も大きく変わるかもしれません。
IG証券の「暗号資産ETF CFD」では2銘柄を取引可能!
これまで、「なぜ暗号資産ETFが注目されているのか」について見てきました。
ここからは、IG証券が提供を開始した暗号資産ETF CFDについて詳しく解説します。
IG証券では、まだ日本国内で現物版ETFが承認されていない段階で、アメリカで正式に認可された現物ETFを原資産とするCFD取引をいち早く導入しています。
現在、取引できるのは以下の2銘柄です。
- iシェアーズ・ビットコイン・トラストETF(IBIT)
- iシェアーズ・イーサリアム・トラストETF(ETHA)


どちらも、世界最大の資産運用会社「ブラックロック」が運用するETFを対象にしたCFD(差金決済取引)です。
つまり、実際にビットコインやイーサリアムを保有することなく、ETF価格の値動きでトレードができるわけです。
\ こちらから無料で「IG証券」の口座開設ができます! /
お申し込みは最短3分、お手続きはスピーディーに完了します。
暗号資産ETF CFDの魅力とリスク
暗号資産ETF CFDのメリット
- 日本でまだ買えないETFに先行投資ができる
- 買いでも売りでも利益を狙える
- 最大5倍のレバレッジが利用可能
- 税制が有利
暗号資産ETF CFDを取り扱っているのは現時点で取り扱っているのはIG証券だけです。日本で現物ETFが解禁される前に、海外で承認されたETFに投資できる貴重なチャンスです。
そしてCFD取引ですので、相場が下落局面でも「売りポジション」で収益を狙うことができ、レバレッジを活用すれば少ない資金で効率的にポジションを取ることもできます。
暗号資産の現物取引は「総合課税」で最大約55%となりますが、CFD取引は「申告分離課税」が適用されるため、税率は20.315%と有利な条件が魅力です。
暗号資産ETF CFDのデメリット
- 現物資産は保有できない
- 変動リスクが高い
あくまでCFD取引なので、実際に現物資産としてビットコインやイーサリアムを保有するわけではありません。
また、暗号資産そのものがボラティリティ(値動きの幅)が大きいので、レバレッジをかけるほど変動リスクが高まることは理解しておいてください。
制度整備が進む日本市場と今後の展望は?
2025年8月29日、金融庁は日本政府に対し、2026年度に暗号資産の分離課税導入とETF解禁を要望しています。
国内でも法整備が着実に進みつつあり、今後の正式な承認に期待が高まっています。
参考リンク:令和8(2026)年度 税制改正要望について – 金融庁
また、SBIホールディングスでは「ビットコインやXRPを組み入れたETF」や、「金(ゴールド)× 暗号資産」を組み合わせたETFの構想を予定していると公表しています。
参考リンク:2026年3月期 第1四半期 SBIホールディングス株式会社 決算説明会 – SBIホールディングス
暗号資産市場の成熟化に向けて、国内の金融業界でも一歩ずつ着実に進んでいますので、ぜひみなさんも現物ETFの解禁に注目していきましょう。
先行利益を狙うなら「ビットコインETF CFD」に注目!
ビットコインETF CFD(銘柄名:iシェアーズ・ビットコイン・トラストETF)は、ビットコイン現物の価格と連動しつつも、ETF独自の需要・供給・投資家心理によって値動きが変わる特徴があります。
実際にアメリカ市場では、ETFへの資金流入が続いたタイミングで、ビットコインの現物価格よりもETFの方が先に上昇トレンドを形成したケースも見られました。
つまり、IG証券でのCFD取引によって、こうした「トレンドの初動」に乗るチャンスがあるのです。
短期トレード戦略を上手く組み立てられれば、先行して利益を得る可能性も十分あるといえます。
暗号資産ETF CFDなら、「世界で注目されている最新トレンド」を日本にいながら体験できます。
制度が本格化する前に、IG証券でグローバルな話題をぜひチェックしてみてください。


暗号資産ETF CFDを取引する方法
それでは実際に、IG証券の取引ツールで暗号資産ETF CFDを取引する方法を解説します。
スマートフォンアプリ
スマートフォンアプリは機能の改善が行われ、かんたんに口座の切り替えが可能になりました。










- 「マーケット」→「バラエティ(VIX 他)」をタップして口座を切り替える
- 「口座切替」をタップ
- 銘柄リストの「主要銘柄」のタブに銘柄が表示されるので、取引したい銘柄をタップ
- 取引画面が表示されるので、「売値」または「買値」をタップ
- 任意の注文方法を選択し、ロットなどを入力後、「送信」をタップすれば注文が完了
- 大画面でチャートを見ることも可能
Webブラウザ版取引ツール
PCのWebブラウザ版は、ログインのときに「バラエティ(VIX 他)」を選択してください。
他の口座を選択した場合でも、画面右上にある「口座名」からかんたんに切り替えることができます。
「バラエティ(VIX 他)」を開いたら、左側のメニューにある「ETF」をクリックし、任意の銘柄をクリックしてください。

クリックした銘柄が表示されます。
「マイページに追加」をクリックすれば、タブの切り替えだけで銘柄を表示できるので便利です。


以下が、マイページに追加した銘柄の詳細画面です。
画面右側にある「注文」タブから、発注を行うことができます。


なおデフォルトで「チャート」タブを「ニュース」「センチメント」「マーケットデータ」に切り替えれば、それぞれの情報も確認できます。






とくに「顧客センチメント」では、IG証券全体において、どちらの方向でポジションを保有しているのか把握できますので、暗号資産ETF CFD以外の取引でも活用してみてください。
IG証券「CFD」


IG証券は、業界トップクラスのCFD取扱銘柄数を誇る、圧倒的なスケールが魅力のCFDサービスです。
国内外の株式CFDや株価指数、商品、債券先物、ETFまで、なんと17,000銘柄以上をラインナップ。多彩なマーケットにアクセスできます。
さらに、スプレッドは狭く、取引単位も小さいため、少額からコストを抑えて取引をスタートできるのも大きなポイントです。
高性能な取引ツールでは、描画ツールの自動同期機能や売買シグナル通知など、トレードを支える機能が充実。スマートフォンやタブレットにも完全対応しており、いつでもどこでも快適な取引環境が整っています。
FX・バイナリーオプション・ノックアウトオプションなど、豊富な商品をひとつの口座で取引可能。
はじめての方も、経験者の方も、まずはIG証券でプロ仕様の取引環境を体感してみてください。
\ こちらから無料で「IG証券」の口座開設ができます! /
お申し込みは最短3分、お手続きはスピーディーに完了します。