投資家が見ている移動平均線の期間とは?

移動平均線の期間設定は、為替市場が動いている日数を意識することが大切です。

世界中の投資家に見られている移動平均線の期間(パラメーター)であるほど、ゴールデンクロスやデッドクロスなどのシグナルが効果的になりやすいからです。

 

短期トレードするなら短期の移動平均線を、長期トレードをするなら長期の移動平均線を意識して分析を行いますが、短期トレードする方も長期移動平均線をしっかり見るようにしてください。短期トレードにおいても、長期的なトレンドを捉えてから売買戦略を考えたほうが得策です。

 

まず日足での分析期間ですが、1週間であれば土日は為替市場は動いていませんので、7日間の内の5日がこれにあたります。

同じように1ヶ月であれば、* 20日か21日、25日がこの期間に該当します。

* SMAとEMAで20日か21日もよく使われていますが、こちらの理由は後述します。

 

同様に3ヶ月であれば75日、1年であれば200日となります。

さて、この200日ですが、世界中の投資家は200日移動平均線をトレンド転換点としての判断に極めて重要視しています。

グランビルの法則を唱えたジョセフ・E・グランビルは、研究により200日移動平均線がもっとも信頼性が高いとして利用され、世界中に広められました。

この200日移動平均線は現代においても効果的であり、200SMAは市場参加者の心理が働いていることで、サポートライン、レジスタンスラインとしての機能や、大きなトレンドの転換点として大きく注目されています。

 

ここまでは日足での期間について解説しましたが、さらに長期間の時間足も利用されています。

週足の場合でしたら13週、26週、52週足、月足でしたら12ヶ月、24ヶ月、60ヶ月が広く利用されています。

 

足種別、移動平均線でよく使われている期間
足種 期間
日足 5日、10日、20日、21日、25日、50日、75日、100日、200日など
週足 13週、26週、52週など
月足 12ヶ月、24ヶ月、60ヶ月など

移動平均線の期間はどの組み合わせがベスト?

「よく使われている移動平均線の期間は理解したけれど、結局どの期間を使えばいいの?」

と思う方も多いでしょう。

分析に慣れてきた方は、自分なりに使いやすいパラメーターの設定を探すのも良いと思いますが、初心者の方にはあまりおすすめではありません。

 

世界中のトレーダーが、移動平均線で相場のトレンドや転換点を見て判断し売買を行なっていますので、一般的にメジャーな期間を使えば、必然的に同じポイントを探ってトレードに生かすことができます。

つまり、市場参加者が使っている期間ほど、当たりやすいというカラクリなのです。

どの期間が短期トレード、長期トレードに適しているかの明確な分類に基準はないのですが、以下を参考に分析に活用してみてください。

 

期間の組み合わせ例
短期派(日足) 「5・10・25」「5・20・40」
中期派(日足) 「5・25・75」「20・40・200」「25・75・200」
長期派(週足) 「13・26・52」

例えば、移動平均線の期間をFX会社のチャートで設定するとき、パラメーターを5に設定するとします。

このとき、日足で見ているなら5日間の平均値となりますが、5分足のチャートなら25分、30分のチャートなら150分、1時間のチャートなら5時間の平均値となります。

すべて日足が基準になる訳ではありませんので、ご注意ください。

日本ではこのような期間の組み合わせが多いですが、アメリカでは「5日・20日」「10日・40日」がよく利用されています。

移動平均線は長期線から見ていこう!

通常、長期線でトレンドの方向性を見て、短期線で売買のタイミングを探っていきます。

 

「木を見て森を見ず」

ということわざがありますが、これは投資の世界にも言えることです。

短期的な値動きに惑わされると、相場全体のトレンド判断が鈍ってしまいます。

チャート分析は、まずは大きな流れから見ていくようにしましょう。

「20SMA」と「21SMA」

FXでは、「アノマリー」と呼ばれる過去の経験則が、過去の値動きから将来の値動きを予測するテクニカル分析の元となっています。

そのため、著名な投資家も黄金則ともなる数字を重要として分析をしています。

移動平均線では1週間の営業日である5の倍数や、自然界の黄金比「フィボナッチ数列」をベースとしたエリオット波動では5、8、13、21、34といった数字が応用されています。

またRSIの考案者であるJ・ウェルズ・ワイルダー・ジュニアは7の倍数(7、14、21...)で動くと説いていました。

 

さまざまな本やブログで、20日と21日について紹介している記事がありますが、どれが良いのか難しく考える必要はありません。

20SMAや21SMA、20EMAや21EMA、どれが優れているということでもなく、1ヶ月の営業日は日数と祝日によって変わってきます。

20日〜25日の中で、あまり神経質にならずに自分が使いやすい期間で設定するのがいいでしょう。

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