くりっく株365とは?仕組みから店頭CFDとの違いを1ページで解説!

くりっく株365とは?仕組みから店頭CFDとの違いを解説

くりっく株365完全ガイド!
基本的な仕組みから、くりっく株365の魅力、店頭CFDの違いについてわかりやすくご紹介します。

くりっく株365は取引所CFDのこと

くりっく株365とは、公設の取引所である東京金融取引所に上場する「株価指数証拠金取引」の愛称のことです。

株の取引であれば東京証券取引所(TFX)が存在しますが、本来CFDやFXでは特定の取引所のような場所で取引が行われていません。
そのため、投資家とFX業者(CFD業者)が直接取引をする「店頭取引」が一般的です。

取引所CFDは投資家と取引所が取引を行い、両者の橋渡し役として業者が仲介する仕組みです。
TFXでは、世界に先がけて取引所FX(くりっく365)が2005年7月からサービスが始まり、遅れて5年後の2010年11月にくりっく株365がスタートしました。

くりっく株365を利用する投資家が急増中!

サービス開始からというもの、順調にくりっく株365を利用するユーザ−は右肩上がりで増え続けています。

くりっく株365の口座数の推移

2017年に入ってからは、証拠金残高に比べると口座数が大きく伸びていますが、これはくりっく株365を取り扱う証券会社の増加と、サービスが認知されて既存の顧客が口座開設したことが要因です。
なお2019年1月には22万口座以上となっており、右肩上がりであることから今後も利用者の増加が想定されます。

 

現在TFXに上場している銘柄は、日経225・NYダウ・DAX®・FTSE100の4銘柄です。
なかでも、日本を代表する日経平均株価と、アメリカを代表するNYダウが圧倒的に取引されています。

取引数量シェア(2017年5月)
日本の国旗
日経225
アメリカの国旗
NYダウ
ドイツの国旗
DAX®
イギリスの国旗
FTSE100
72% 23% 3% 2%

主要国の株価指数に投資しやすい魅力によって、くりっく株365は今、大きく注目を集めている投資なのです。

こんなにある!5つの魅力

くりっく株365は、株価指数取引ができる他の投資よりも優れた5つのメリットがあります。

祝日もOK!ほぼ24時間取引できる

取引できる時間の長さにおいては、くりっく株365が圧倒的に有利です。

くりっく株3654銘柄の取引時間 くりっく株365のメリット

例えば、日経平均株価を原資産とした金融商品にはETF、日経225miniがありますが、取引時間の自由度においてはくりっく株365が群を抜いています。
原則土日と元旦を除き、日経225とNYダウは8:30〜6:00とほぼ1日の間は、いつでも取引が行えます。
ドイツのDAX®、イギリスのFTSE100はマーケットの都合上により取引時間が短いです。ただFXと一緒で、夕方から欧州圏の価格が動きやすい夜〜深夜にトレードができますので、日中お勤めの方でも売買しやすいです。

また祝日取引ができるのも、くりっく株365のポイントです。

※2019年ゴールデンウィークの取引スケジュール

CFDはゴールデンウィークなど祝日も取引できる

「相場が急変したけど、注文したくてもできない。」なんてこと場面でも、祝日に取引できるくりっく株365なら柔軟に対応することができますね。

現物株のように配当がもらえる

くりっく株365では買いポジションの保有で配当の受け取りが可能です。
売りポジションの保有では配当の支払いとなりますので、配当狙いなら買いで保有することとなります。
FXのスワップポイントと同じようにポジション保有で金利の受け取りができますが、CFD(くりっく株365)の場合は逆となります。

  買いポジション 売りポジション
配当相当額 受け取り 支払い
金利相当額 支払い 受け取り

なお、レバレッジが効くのは価格変動による差益だけではありません。

配当金にもレバレッジが効く

資金効率を高めれば、その分配当にもレバレッジが効いて効果が発揮されることとなります。

それでは、2018年におけるくりっく株365の配当実績を見てみましょう!
以下はすべて、「レバレッジ1倍」「取引数量は1枚」「買い」で保有したときのデータです。

日経225(日経平均株価)の配当・金利実績

2018年日経225の配当

配当利回りの計算式

(年間の配当相当額 - 年間の金利相当額)÷ 1枚取引価格(現在レート)× 100

日経225は、国内企業の決算月が集中している9月、3月に配当が集中しています。
1年間で40,838円の配当で、年間利回りは2.03%となります。
これはレバレッジ1倍の数値ですから、レバレッジ2倍なら年間利回りは4.06%となります。
なお、現在日本はマイナス金利導入中により、金利の受払いは発生していません。

 

続いてNYダウです。

NYダウの配当・金利実績

2018年NYダウの配当

海外株価指数(NYダウ、DAX、FTSE100)の適用金利は2017年12月18日より、円金利からそれぞれ対象指数の外貨金利に変更となったことで旨味がなくなったのがNYダウです。見ての通り、2018年は買いで保有した場合、もらえる配当相当額よりも金利相当額の支払いの方が多くなっています。

 

あまり知られていませんが、もっとも高利回りなのがFTSE100です。

FTSE100の配当・金利実績

2018年FTSE100の配当

2018年の実績値でみると、年間利回りは約3.16%となっています。

 

なお、DAX®は配当込みの価格となっているため、配当想定額の付与はありません。

DAXの配当・金利実績

2018年DAXの配当

レバレッジ取引なので、資金効率がよい

「結局、くりっく株365はいくらから始められるの?」と、気になるのが初期資金ですよね。
先に述べたように、くりっく株365はレバレッジ取引なので、他の金融商品よりも少額から始めることができます。

レバレッジのチカラってすごい!

店頭CFDの固定レバレッジに対し、くりっく株365では、TFXが毎週算出する「証拠金基準額」によって、週ごとにレバレッジが変わるシステムです。

レバレッジの違い(2019/02/23のデータ)
  店頭CFD くりっく株365
日経225 最大10倍 最大35倍
NYダウ 最大33倍
DAX®30 最大28倍
FTSE100 最大35倍

例えば、日経225の証拠金基準額が60,000円、そのときのレートが20,000円とします。
実際の取引金額:20,000円 × 1枚(100円)= 200万円
60,000円の元手で200万円の取引をしますので、このときのレバレッジは約30倍となります。

くりっく株365では証拠金基準額はボラ(相場の変動)によって決まり、それに伴いレバレッジが変動する仕組みなのです。

  • ボラが大きくなると証拠金基準額が上がり、最大レバレッジが低くなる。
  • ボラが小さくなると証拠金基準額が下がり、最大レバレッジが高くなる。

レバレッジを効かせると、少ない資金で大きなリターンが望める反面、逆に損失となるリスクも大きくなる点には注意が必要です。

売りが可能で、決済期限がなく長期保有も自由自在

株価指数取引には「買い」しかできない金融商品もありますが、くりっく株365ならチャンスがあれば「売り」からも仕掛けることが可能です。

売りで長期保有すると配当の支払いが発生してしまうので、初心者の方には「売り」をするならデイトレードで短期的な売買がおすすめです。

CFDは短期取引、中長期取引も自由自在

中長期で保有する場合は、配当がもらえる「買い」が断然オトクです。

日経225先物のように決済期限がありませんので、くりっく株365なら買い・売り・短期・長期などお好みのスタイルで自由に売買できるのが魅力です。

円建てで取引できるため、為替リスクがない

通常、海外銘柄の投資いうと、原資となる日本円を現地通貨に交換する必要があります。このとき交換比率となる為替レートに動きによって損益が変動し、さらに為替手数料も発生します。人気のNYダウ取引を例とすると、NYダウの値動きだけでなく、米ドルの動きも追わなければいけません。つまりドル建てでの取引ということになります。

円建てとドル建てでは価格が異なり、円建てで日経225を取引するのに比べ、ドル建てのNYダウは2つの値動きを考慮しなければけならず、やや上級向けとも言えます。
くりっく株365にはこういった「分かりにくさ」ががありません。

NYダウを円で取引できる

くりっく株365では、マーケットメイカーがリスクを負って、円価格でレート提示をする仕組みです。
ここで「くりっく株365は他の金融商品とレートが違うんじゃないの?」と勘の鋭い方は気づいたかも知れません。

実は、実際の株価指数により近い価格で提供されています。

「各国の株価指数価格により近い円価格で取引できる」ため、シンプルで分かりやすい点が魅力です。
そのため為替レート・為替リスクを考慮する必要がなく、損益換算も分かりやすい仕組みなのです。

店頭CFDとの具体的な違い

店頭CFDと比較した具体的な違いは以下5項目です。

店頭CFD くりっく株365
銘柄数 多い 少ない
レバレッジ 上限あり 高い
スプレッド 狭い やや広い
取引手数料 無料が多い 発生
配当金 * 原則なし あり

* GMOクリック証券は原資産が株式等(米国株CFD、中国株CFD、原資産がETFなど)の銘柄は、配当金相当額を権利調整額として受け取ることが可能。

くりっく株365には4銘柄しか上場されていませんので、さまざまな銘柄の売買をしたい方には不向きです。
反面、取引したい銘柄があれば、高レバレッジで配当の受け取りができる点が優れています。
店頭CFD業者には手数料無料でスプレッドが狭い業者も多いですが、くりっく株365の方がスプレッドが広く、取引手数料がかかることとなります。

株価指数CFDであれば、「ショートなら店頭CFD業者」「ロングならくりっく株365業者」と使い分けるやり方をするのもいいですね。

くりっく株365の取引例を見てみよう!

くりっく株365は、1円の変動 = 100円の損益となります。
つまり株価指数のレートが100円動くと、1万円の損益です。

買ってから株価指数価格が上昇後に決済するか、売ってから株価指数価格が下落後に決済すれば利益となります。

■買いの場合

日経225が17,000円のとき1枚を買うと、500円上昇すると50,000円の利益、500円下落すると50,000円の損失となる

■売りの場合

日経225が17,000円のとき1枚を売ると、500円上昇すると50,000円の損しうt、500円下落すると50,000円の利益となる

上の画像には5万円の損失とありますが、証拠金維持率に余裕があれば含み損となり、証拠金維持率が低くロスカット水準を下回れば、損失が膨らむ前にロスカットが執行されることとなります。

これからくりっく株365を始めたい方は、余裕を持った入金額で取引を始めるようにしてください。

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株価指数:20〜50倍
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