海外バイナリーオプション詐欺業者の規制へ!Apple&Googleが300以上のアプリを削除!

バイナリーオプションのアプリが利用できなくなった背景についてご紹介します。

まず以前のお話ですが、2017年8月1日(火曜日)オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は、AppleとGoogleが各ストアにおける無許可のバイナリーオプションアプリを削除したことを発表しました。

これはメディアや政府機関に要請した調査により、無許可で活動を続けていた、ASICのライセンスを所有しない業者が行なっていた行為が詐欺であったと発覚したためです。

なぜApp Store、Google Playから削除されたのか?

英国のオンライン新聞社であるThe Independentの調査によると、英国ではバイナリーオプション取引には大きな規模で問題となっていることが発覚し、証券会社・投資機関による再調査の結果を受け、英国警察に報告が行われました。

The Independentの記事(英語)

ここで明らかにされた内容は以下。

  • バイナリーオプションの多くは正当な業者だが、オーストラリアやイギリスなどで不正業者が増えている。
  • 毎年何千人もの人々が詐欺行為にさらされている可能性があった。
  • 特に、年金受給者の高齢者を狙ったバイナリーオプションの詐欺行為が横行していた。
  • 英国の金融監督当局の規制外にある業者のため、詐欺行為が発覚しても、人々には資金を回収する援助手段がなかった。

こういった背景によりASICが調査を進めることとなります。

詐欺アプリの調査結果

ライセンスされていないと思われる企業や個人によってオーストラリア人に提供された330のアプリを中心に調査され、結果が公表されました。

オーストラリア証券投資委員会の記事(英語)

ASICのレビューした結果は以下。

  • モバイルアプリの説明の多くには、取引の収益性と利益の金額について誤解を招くような記述が含まれていた。
    (例. 1時間以内に最大90%の利益を得ることができる。60秒間で迅速に利益を上げ、1回の取引で620%。安全な取引を保証するため、トップトレーダーから約85%の収益性の高いシグナルを生成する。)
  • 330のアプリの80%には、取引するリスクの概要が説明されておらず、リスク警告が全くなかった。
  • ブローカーを導入したサービス提供業者に仲介するアプリの中には、紹介時に補償方法などが投資家に明確に知らされていないものもあった。
  • いくつかのレビュー/教育サイトは、単に高圧コールに使用できる個人情報を収集していた。たとえば、アプリに関連した一部のデベロッパーWEBサイトは、カジノ、宝くじ、外国為替、バイナリーオプションのサービスプロバイダーにトラフィックを配信する能力を促進していた。
  • 実際にお金を稼ぐ方法や、投資した金額を回収する方法がないものも判明した。

ASICの連絡によって、Apple、Googleは特定されたアプリを異例のスピードで削除することとなりました。

今後バイナリーオプションの行方はどうなる?

2017年6月8日にAppleは、App Storeでバイナリーオプション取引アプリの提供をさせないとするレビューガイドラインに変更しました。

さらに2017年12月21日のレビューガイドラインでは、FXとCFDについて追記が行われました。

3.2.2 許容されない行為
(viii)バイナリオプション取引を促進するアプリは、App Storeで許可されていません。代わりにWebアプリを検討してください。差額契約(「CFD」)またはその他のデリバティブ(例:FOREX)での取引を促進するアプリは、サービスが利用可能なすべての管轄区域で適切にライセンスされる必要があります。

引用元:App Store Reviewガイドライン

日本のバイナリーオプションの場合、海外に先駆けて多くの制限が設けられた結果、健全な運営が行われていますので、現状国内でのバイナリーオプションに取引自体には全く影響はないでしょう。

ただしこれまでの海外系不正バイナリーオプションの影響を受けて、現在iPhoneアプリはリリースされていません。

またAndroidアプリに関しては、2018年4月にGoogle Playのポリシー規約変更が行われ、取引機能を持ったアプリはリリース不可となりました。

バイナリー オプション取引機能をユーザーに提供するアプリは認められません。

引用元:金融サービス – Play Console ヘルプ

そのためiPhoneアプリ/Androidアプリ共通で、GMO外貨のオプトレ!やGMOクリック証券の外為オプションなど、もともとダウンロードしていたユーザーしかアプリで取引することができず、これらは今後アップデートの影響で使えなくなる可能性があります。

もちろん海外系バイナリーオプションも同様、App Store/Google Playともにアプリはリリースされておらず、取引機能のないデモトレードアプリを時折見かけます。
現在アプリで取引ができていたとしても、海外バイナリーオプションの場合は今後出金ができなくなる可能性だってあります。

外国に拠点を置く企業が運営するバイナリーオプションは、日本の金融庁によって決められたルールが適用されていないため、トラブルが起きてもかんたんに解決できるこのではありません。詐欺にあったとしても、すべて自己責任となってしまいます。

バイナリーオプションは日本の業者を使おう!

企業の信頼性や安全面でいうと、日本でサービスを行なう国内業者は不透明さがなく、健全に運営がされています。
もちろん出金トラブルになることもありませんし、怪しいシグナルツールの提供も行なっておりません。

金融庁の規制により、国内のバイナリーオプション業者ではキャンペーンやボーナスが禁止されていますから、こういった集客で顧客集めをするのは海外系の業者だけなので注意してください。

 

なお新規ユーザーはアプリで一切取引できなくなりましたが、各社はスマートフォン専用のWebブラウザ取引ツールを開発済みです。
アプリと同じ操作感でSafariやGoogle Chromeから、不便なく快適に取引することができます。

FXクイックナビでは、以下6社(7商品)の国内バイナリーオプションを掲載していますが、全てスマホのWebブラウザに最適化されています。

 

安全・安心な投資なら、必ず上記のバイナリーオプションから選ぶようにしてください。

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オプトレ!はGMOインターネットグループのFX会社、GMO外貨のバイナリーオプションです。

1口あたりの金額は40円~990円で取引でき、通貨ペアごとに毎営業日11回開催されています。
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また他社の判定期間は2分に対し、オプトレ!の判定期間は60秒なので、購入・途中売却をギリギリまで検討できます。

さらにレンジオプションは、国内唯一となる独自機能「ワイドレンジ」により測範囲を調整できることも強みです。

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バイナリーオプションでもっとも有名なのが、GMOクリック証券の外為オプションです。
もちろん安心の国内企業で金融庁認可済みサービスなので、海外系と異なり入出金で心配する必要もありません。

FX通貨ペアのほか、日経225やNYダウなど株価指数銘柄をバイナリーオプションで取引できるのも、GMOクリック証券の特徴です。

取引システムはとにかくシンプルで分かりやすい、明快さが魅力。操作に戸惑うことなく、最小1,000未満で、円高か円安か予測する取引ができます。
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