目標レートの本数・値幅でバイナリーオプションを比較!

一見すると、バイナリーオプションはどの業者も同じサービスに見えるかも知れません。

しかし、例えば同じラダーオプションであっても、目標レート(権利執行価格)の本数や、目標レート間の値幅(pips間隔)は各社によって異なります。

そこで目標レートの「本数」「値幅」に焦点を当てて、各社の取引ルールの違いを解説します。

ラダーオプションを目標レート本数・値幅で比較

▲▼」をクリックすると、並べ替えができます。

FX会社名目標レート
の本数
基準価格から
の値幅
外為オプション7本オプションにより
異なる
GMO外貨オプトレ!6本上下に均等幅
みんなのオプション5本上下に均等幅
外貨ネクストバイナリー7本上下に均等幅
IG証券 バイナリーオプション9920本〜オプションにより
異なる
らくオプ6本上下に均等幅

レンジオプションを目標レート本数・値幅で比較

FX会社名目標レート
の本数
基準価格から
の値幅
GMO外貨オプトレ!5本上下に均等幅
みんなのオプション5本上下に均等幅

目標レートのpips間隔は業者・相場ごとに異なる

バイナリーオプションの購入価格は、原資産価格(対象通貨ペアのレート)やボラティリティ(通貨の変動率)などさまざまな要因を元に計算されます。

外為オプションの場合

GMOクリック証券の外為オプションでは、目標レートは「7本」用意されています。

米ドル/円を例にすると、目標レートのpips間隔は相場状況によって「10pips」だったり「15pips」となったりします。

外為オプションの米ドル/円で、ある1日の10:00開始と20:00開始のpips間隔に注目してください。

外為オプションの目標レート①
外為オプションの目標レート①
外為オプションの目標レート②
外為オプションの目標レート②

傾向としては値動きが荒くなる時間帯ほど、pips間隔が広くなりやすいです。

これと同じ理屈で、通貨ペア同士を比べると、米ドル/円よりも変動の大きいユーロ/円やポンド/円の方が、目標レートの間隔が広い傾向にあります。

オプトレ!の場合

GMO外貨のオプトレ!では、目標レートはA〜Fと「6本」で固定されています。

オプトレ!の目標レートとラダーの値幅

2019年10月23日の午前に取得した画像ですが、米ドル/円の目標レートの値幅は「4銭」となっていました。

みんなのオプションの場合

みんなのオプションでは目標レートが「5本」で固定されています。

みんなのオプションの目標レートとラダーの値幅

オプトレ!と同時刻に取得した画像ですが、目標レートの値幅は「12銭」となっていました。

外為どっとコムの場合

外為どっとコムの外貨ネクストバイナリーでは、目標レートはA〜Gで7本用意されています。

外貨ネクストバイナリーの目標レートと目標レートの値幅

目標レートの値幅は、上記例の米ドル/円は4銭ですが、ポンド/円など通貨ペアによっては11銭程度の間隔となっています。

のボラティリティの大小で、通貨ペアごとに異なる値幅となっています。

みんなのオプションのように目標レートが少なければ、どのオプションを購入すればいいか迷いにくいので、バイナリーオプション初心者には始めやすいかも知れません。

そのかわり、目標レートが多く用意されている外為オプション、外貨ネクストバイナリーは選択肢が多い分、戦略的な手法で購入しやすいといえます。

業者ごとや相場状況によって目標レートの間隔が異なってきますので、この点に注目して売買してみるのもいいでしょう。

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