これからバイナリーオプションを始めたいと考えている方は、まずはデモトレードから始めてみましょう。
デモトレードを行うことで、取引ツールの使い方を身に付けることができるからです。
また仮想環境でお試しすることで、本番環境でどんな取引をすると失敗しやすいのか検証することもできます。
現在バイナリーオプションはスマートフォンアプリで取引ができないため、PC、スマートフォンともにWebブラウザで取引を行えますが、これはデモトレードも共通です。
それでは、各業者のデモトレード取引画面とデモトレードの特徴まで解説します。
まずは各業者のデモトレード対応状況から、デモ口座でおすすめのバイナリーオプションまでご紹介していきます。
バイナリーオプションをデモトレードで比較
現在、日本国内のバイナリーオプションサービスでは、トレイダーズ証券のみんなのオプションを除き、5社がデモトレードに対応しています。
FX会社名 | デモトレード のタイプ | 初期 仮想資金 | デモトレード の利用期間 | デモトレード 対応ツール |
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外為オプション | クイックデモ | 1,000万円 | 1週間で 自動リセット | PC スマートフォン |
クイックデモ | 1,000万円 | 1週間で 自動リセット | PC スマートフォン |
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クイックデモ | 300万円 | アクセス毎に 自動リセット | PC スマートフォン |
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登録制 | 6,000万円 | 無期限で リセットなし | PC スマートフォン |
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クイックデモ | 300万円 | アクセス毎に 自動リセット | PC スマートフォン |
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クイックデモ | 100万円 | 1週間で 自動リセット | PC スマートフォン |
GMOクリック証券、GMO外貨、外為どっとコム、IG証券、楽天証券はPC/スマートフォンどちらもデモトレードが可能です。
FXやCFDでのデモトレードに興味がある方は、こちらの記事もご参考にしてみてください。
「習うより慣れろ。」ということわざがありますが、バイナリーオプションは投資ですから、事前に操作に慣れておくのがおすすめです。
会社ごとに取引プラットフォームは異なりますので、色々試してみて自分に合った会社を選んでみてください。
それでは各社のデモトレードをご紹介します。
外為オプションのデモトレード画面
GMOクリック証券の外為オプションは、PC/スマートフォン版取引ツールともにデモトレードに対応しています。
登録不要のクイックデモですので、メールアドレスなど煩わしい手続きの必要がなく、スピーディーにお試し可能です。
実際の取引画面と同一の作りですので、そのまま本番環境に移行できます。
なお高機能チャートのプラチナチャートは、デモトレードでは使うことができません。
このほかGMOクリック証券では、日本225(日経225)と米国30(NYダウ)を取引できる、株価指数バイナリーオプションも提供しています。
こちらもデモトレードはPC、スマートフォンどちらも対応しています。
デモトレードのタイプ | クイックデモ |
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初期仮想資金 | 1,000万円 |
利用期間 | 利用開始から1週間(1週間経過後に自動リセット) |
取引ツール | パソコン(外為オプション、株価指数バイナリーオプション) スマートフォン(株価指数バイナリーオプションのみ) |
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
オプトレ!のデモトレード画面
GMO外貨のオプトレ!も登録不要のクイックデモでお試しができます。
国内最多の通貨ペア数を誇るオプトレ!なら、さまざまな通貨ペアの中から取引チャンスを探したい方と相性のいい商品設計となっています。
スマホでもクイックデモでスピーディーに練習できますので、取引を始める前にしっかりと使い方を覚えておきましょう。
なお高機能チャートのExチャート、マーケットニュースなどは口座開設してログインしなければ、閲覧することができません。
あくまでも練習目的でデモ口座を利用しましょう。
デモトレードのタイプ | クイックデモ |
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初期仮想資金 | 300万円 |
利用期間 | 無期限(自動リセット) |
取引ツール | パソコン、スマートフォン |
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お申込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
外貨ネクストバイナリーのデモトレード画面
外為どっとコムのバイナリーオプション、外貨ネクストバイナリーはPC、スマートフォンどちらもデモ取引に対応しています。
GMO外貨とともに、スマホでもデモトレードできる貴重な業者です。
初期仮想資金は300万円となっており、デモ口座にアクセスするたびにリセットされるため、満足できるまで何度でも練習することができます。
本番さながらのバイナリーオプション取引を、ぜひお試ししてみてください。
ほかの業者と同じく、高機能チャートを使って練習したい場合は、あらかじめ口座開設しておきましょう。
デモトレードのタイプ | クイックデモ |
---|---|
初期仮想資金 | 300万円 |
利用期間 | 無期限(自動リセット) |
取引ツール | パソコン、スマートフォン |
IG証券のデモトレード画面
IG証券では、無期限でPC、スマホどちらでもデモトレードで体験することができます。
資産クラスごとに口座が分かれており、FX口座ならFX、FXバイナリーオプション、FXノックアウトオプションのデモ取引が行えます。
デモ版には、FX口座のほかに、株価指数バイナリーオプションができる株価指数口座、商品バイナリーオプションができる商品口座も用意されています。
各デモ口座には1,000万円ずつ、トータル6,000万円が初期仮想資金として用意されており、満足いくまで使い方や注文の練習に励むことができます。
なおスマホアプリでもFX、CFD、ノックアウトオプションのデモトレードは可能ですが、バイナリーオプションのみアプリ非対応なので、スマホでデモトレードする場合はWebブラウザからアクセスしてください。
デモトレードのタイプ | 登録制 |
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初期仮想資金 | 6,000万円 |
利用期間 | 無期限 |
取引ツール | パソコン、スマートフォン |
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お申し込みは最短3分、お手続きはスピーディーに完了します。
楽天証券のデモトレード画面
楽天証券のバイナリーオプション「らくオプ」では登録不要のクイックデモを用意しています。
登録不要なので、わずらわしいメールアドレスの登録作業もありません。
取引画面はシンプルにまとめられており、初めてのバイナリーオプションでも操作しやすい仕上がりとなっています。
スマホ版もPCと基本的な構成は共通していますので、迷うことなく練習することができます。
楽天証券は業界で唯一、ポイント投資に対応しています。
デモトレード後の本番取引で現金を使うのが心配でも、楽天ポイントを保有している方は現金を一切使うことなくバイナリーオプションができます。
楽天ポイントは1ポイントから使える柔軟性のある設計であることも、楽天証券ならではの魅力です。
他社同様、バイナリーオプションのデモトレード画面から分析チャートを起動できませんので、本格的に練習するなら本番口座を準備しておくようにしてください。
デモトレードのタイプ | クイックデモ |
---|---|
初期仮想資金 | 100万円 |
利用期間 | 無期限(毎週末にリセット) |
取引ツール | パソコン、スマートフォン |
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。
デモトレードのメリット
バイナリーオプションのデモトレードを行うことで、5つのメリットがあります。
- 各社の取引ツールの操作感を体験できる
- 購入方法などの使い方を身に付ける
- いろいろな取引手法を試せる
- 自分に合った取引時間を見つけられる
- 途中売却(権利放棄)で利食い・損切りを身に付けられる
各社の取引ツールの操作感を体験できる
取引ツールは業者ごとに操作感に違いがあります。
バイナリーの主流はラダーオプションですが、GMO外貨とみんなのオプションでは「レンジオプション」も提供しています。
デモトレードでは業者ごとの取引ツールの違いだけではなく、取引タイプ(ラダーオプション、レンジオプション)はどちらが自分に合っているかもチェックしてみましょう。
また業者ごとに取り扱い銘柄が異なります。
基本的にFXの主要通貨ペアはどの業者でも提供していますが、FX以外の銘柄を取り扱う業者は多くありません。
GMOクリック証券では、株価指数バイナリーオプション(NYダウ、日経225)も提供しています。
IG証券ではさらに各国の株価指数を取り揃えており、商品銘柄(原油、金、銀)の取引も可能です。
取引期間は定番の2時間だけではなく、期間が1日となる「当日バイナリーオプション」を提供していることも、他社との大きな違いです。
取引タイプや銘柄数の観点も含めて、自分に合った業者を選ぶようにしてください。
購入方法などの使い方を身に付ける
ほとんどのデモトレードサービスはどれも登録不要のクイックデモなので、「バイナリーオプションとはどのような取引なのか?」をぜひ体験してみてください。
バイナリーオプションでは回号、通貨ペア、目標レート、購入方向(上昇・下落)と4項目の選定で取引ができますが、まずは始めて見なければ分かりません。
さらに途中売却を行うことで、判定時刻を待たずに利食い・損切りすることもできますが、これもデモトレードの段階で試しておくようにしてください。
デモトレードなら、どんなにトレードで失敗しても実際のお金を失うことはありません。
100%理解して本番取引できるように、PC取引ツール、スマートフォン取引ツールどちらも、とにかく触り倒すしてみてください。
いろいろな取引手法を試せる
バイナリーオプションには、低倍を狙ったローリターン戦略、急変動を狙ったハイリターン戦略、複数オプションを購入する手法など、さまざまな戦略があります。
そのときの相場を見極めることで使い分けができますが、自分にはどんなシーンでどの戦略を取り入れるのが合っているか、デモトレードの段階で試してきましょう。
なお通常では、口座開設が完了してから取引ができるようになるまで若干タイムラグがあります。
操作に慣れてから取引チャンスが到来しても、本番環境が整っていないとチャンスをみすみす逃がしてしまいます。
事前に本番口座を開設しておき、口座開設書類が届くまでじっくり練習するのがおすすめです。
自分に合った取引時間を見つけられる
為替の値動きを狙うバイナリーオプションやFXでは、三大外国為替市場が動いている時間を見極めておくと、取引を有利に進めていくことができます。
なぜなら基本的に三大市場のような大きなマーケットが始まると、それまでの値動きを否定するような動きも見られるからです。
そして三大市場では時間帯ごとに値動きの特徴があったり、変動の大きさにも違いがあります。
デモトレードで注目してほしい、三大市場ごとのポイントを解説します。
東京市場の仲値前後の値動き
東京市場で注目すべきイベントが「仲値」です。
仲値とは毎営業日9:55に公示される市中銀行の基準レートのことです。
この仲値は5と10がつく「ゴトー日要因」のとき、「仲値のドル買い」という仲値公表にかけてドル買いの動きが見られやすい特徴があります。
つまり9:55にかけてトレンドが変わりやすい値動きの傾向があるため、バイナリーオプションではこの値動きを狙った取引を行うことができます。
仲値でのトレードについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
なお10:00を過ぎると、それまでの値動きが落ち着きやすい傾向にあります。
つまりローリターン手法で値動きが小さいことを予測したり、レンジオプションでレンジ内に収まることを予測する手法と相性がいい時間帯といえます。
ロンドン市場のマーケットオープン時
ロンドン市場がオープンすると、ロンドン勢や欧州勢の参入によってユーロとポンドの取引量が増加し、より活発な値動きが見られるようになります。
それまでのトレンドがより鮮明になったり、ロンドン市場オープンとともにトレンド転換することもよく起こります。
トレンドも発生しやすいことから、リターンを追求する手法がより生きてくる時間帯といえます。
ミドルリターン戦略との相性もいいですし、大きく動くことを予測するならユーロ/円、ポンド/円の取引を検討するのも一つの手です。
FXでは取引しにくい通貨ペアでも、損失が限定されたバイナリーオプションならチャレンジしやすいのではないでしょうか。
ロンドン時間のときは「ロンドンフィキシング」といい、仲値のようなイベントもありますので、興味がある方はチェックしてみてください。
ニューヨーク市場のマーケットオープン時
ニューヨーク市場がスタートすると、1日のなかでもっとも大きな値動きを見せるようになってきます。
とくにロンドン市場と重なる夏時間21:00(冬時間22:00)から23:00(冬時間0:00)にかけた時間帯は、もっとも盛り上がりを見せる時間帯となります。
そのため、ある程度の値動きを想定した取引手法をチョイスすることもできます。
トレンドがきれいに出ているなら、積み重ね手法を活用する戦略もできるでしょう。
経済指標の発表によるサプライズが起こることも多いことから、注目すべきイベントがあるときは、あえてハイリターン手法を取り入れるやり方もできます。
なおニューヨーク市場でも、仲値やロンドンフィキシングに該当する「NYオプションカット」というイベントがあります。
詳しくこちらで解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
途中売却(権利放棄)で利食い・損切りを身に付けられる
途中売却を繰り返し試すことで、自身のトレードに身に付けられることもデモトレードのメリットとして挙げられます。
途中売却(権利放棄、転売)とは名称が示すように、満期まで結果を待つことなく、購入したオプションを途中で売却できる仕組みのことです。
実は日本国内のバイナリーオプションでは、購入したら必ず途中売却ができるルールとなっています。
以前国内のバイナリーオプションは取引時間が「5分」など短期間だったことでギャンブル性が高いと判断され、国内では禁止となった経緯があり、今日では「2時間」「3時間」といった取引時間となっています。
取引時間が長くなったことで『予測しにくい』とする人もいるようですが、実はそうではありません。
しかし途中売却の仕組みがあることで、購入後たったの数秒や数分といった経過時間であっても途中売却できることで、短期で利食いができるのです。
また取引期間の長さと途中売却の仕組みにより、短期で予測が外れても満期時には想定した方向に進む可能性がありまね。
もし予測通りにならなそうな場面なら、途中売却によって損切りすれば、購入額全額を失わなくて済みます。
取引を有効的に進められるように、ぜひデモトレードで途中売却を身に付けてみてください。
デモトレードの注意点
デモトレードでバイナリーオプションをするにあたり、注意していただきたい3つのポイントがあります。
- 損失がないため、本番取引ほどの緊張感がない
- 中長期でシミュレーションしにくい
- いきなり大きな数量で取引しない
一つずつ見ていきましょう。
損失がないため、本番取引ほどの緊張感がない
デモトレードはあくまでもバーチャル(仮想)での取引です。
初期資金を必要としないことから、本番の取引ほど緊張感をもった取引をしにくいといえます。
デモトレードで上手くいったからといって購入数をむやみに増やしてしまうと、大きな失敗の元となる可能性もあります。
つまり本番を想定してデモトレードに取り組み、本番を想定した最小の購入数で練習することが大切です。
中長期でシミュレーションしにくい
ログイン不要で手軽に練習できるのがクイックデモの魅力ですが、これはブラウザキャッシュを利用した仕組みにより、中長期での練習による損益結果からシミュレーションすることができません。
例えば、外為オプションのデモトレードは初回アクセスから1週間までとなっており、1週間が経過すると最初の状態に戻ります。
ですから中長期でシミュレーションを行うには、IG証券でデモ口座を用意する必要があります。
FXと異なり、バイナリーオプションのデモトレードでは中長期でシミュレーションしにくいのはデメリットともいえます。
いきなり大きな数量で取引しない
デモ口座には100万円、1,000万円などの仮想資金が用意されていますが、大きな仮想資金でカンに頼った売買をしないように注意してください。
デモでビギナーズラックで上手くいったとしても、本番でも同じやり方をしてしまい痛い目となっては元も子もありません。
これはバイナリーオプションやFXに限らず、投資全般に言えることです。
投資を運用にするかギャンブルにするかは、すべて自分自身のコントロール次第というわけです。
大切なのは、ゲーム感覚ではなく実際に本取引していることを想定して、相場観を鍛えるということ。
デモトレードも本番取引も1ロットから始めて、楽しんで学びながらコツコツとステップアップしていきましょう!
デモトレードおすすめのバイナリーオプション業者
GMOクリック証券「外為オプション」
外為オプションなら、登録不要のクイックデモを1週間お試しできますので、1週間でどれくらいの損益になるのか手軽にシミュレーションを行うことができます。
デモトレードは何度でも行うことができますので、納得するまで自身のペースでお試しすることができます。
PC、スマートフォンどちらでもデモトレードを行えますので、自宅でも出先でもいつでもバイナリーオプションのデモトレードを行うことが可能です。
為替だけではなく、株価指数もバイナリーオプションのデモトレードに対応していますので、ぜひお試ししてみてください。
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お申し込みは最短5分、口座維持費等の費用は一切かかりません。